1: 朝一から閉店までφ ★ 2022/11/21(月) 17:41:23.39 ID:KPRbXDlu9
2022.11.20
著者:
福嶋剛
憧れのバンドとヒーローを追いかけて夢をかなえた今井義頼
結成から45周年を迎えたスーパーバンド「カシオペア」が第4期となる活動を始動させ、バンド名も「CASIOPEA-P4」とバージョンアップ。長きに渡りバンドを支えてきたドラムの神保彰からバトンを受け取ったのは注目の若手ドラマー今井義頼だ。
King & PrinceやT.M.Revolutionといったトップアーティストをサポートしてきたスーパードラマーは野呂一生と鳴瀬喜博の教え子でもある。見た目はクールなイケメンだが、オフの日は小学生の息子と昆虫探しに出かける良きパパの一面も。
今回は野呂と今井による先生と生徒のインタビューをお届けする。(取材・文=福嶋剛)
――いよいよカシオペアの第4期「CASIOPEA-P4」が始動しました。あらためて第4期にいたる経緯を教えてください。
野呂「今までサポートメンバーとして長年ドラムをたたいてくれた神保彰くんが個人の活動に専念したいという申し出があって、それが去年の暮れでした。大切な役割が1人抜けてしまうことで、それから曲が書けなくなっちゃったんです」
――重要な配役が決まらない中ではカシオペアの台本は書けないと?
野呂「そんな感じですね。それでドラマーを探していたら実は一番身近にいたんです」
――それが今井さんですね。
野呂「もともと僕と鳴瀬さんの教え子(東京音楽大学の生徒)で、現在は僕たちと一緒に大学の講師もやっている今井くんがプレーヤーとしてもベストですし、バンドを一番よく分かっていて気心も知れた人物なので。僕から『一緒にやろう』と声をかけさせてもらいました」
――第4期となるカシオペアのバンド名は「CASIOPEA-P4」です。P4の意味というのは?
野呂「ページ(Page)や局面(Phase)、現在の(Present)、プレミアム(Premium)などいろんな意味のPです。第1期の僕、第2期の鳴瀬さん、第3期の大高さん、そして第4期の今井くんというカシオペアの全世代が正式メンバーとして4人集まった『Person』でもあります」
――4期目はどんなサウンドを目指しているのでしょう?
野呂「『新しいけどどこか懐かしい』という志向が強いかな?」
――過去と未来をつなげる架け橋みたいな?
野呂「まさにその通りです」
――今井さんは「CASIOPEA-P4」のメンバーに誘われたときのことは覚えてます?
今井「覚えているもなにも、あまりにも唐突なお話だったのでビックリしました(笑)。もともと僕は中学生の頃から“カシオペア・オタク”といってもいいくらいの大ファンで、僕にとってヒーローだった野呂さん、鳴瀬さんに会いたくて東京音大を受験しました。
今は野呂先生、鳴瀬先生の下で講師を務めさせていただいているので実際に僕の上司ですね」
野呂「授業が終わって今井くんに『今日ちょっと話があるから一緒に駅まで帰らない?』って声をかけたんです」
今井「その前に、鳴瀬さんに『野呂さんに呼ばれちゃったよ』って耳打ちされて、『なんか僕、野呂さんに失礼なことをしちゃったかな?』ってちょっとビクビクしながら帰り道の途中にある神社の境内まで連れていかれまして(笑)」
野呂「そこで『今井くん、カシオペアで一緒にやらない?』って声をかけました」
今井「それを聞いて『え?僕がですか?』って。しばらく信じられないぐらい衝撃でした。だって『もしも自分がカシオペアに入ったら?』なんて妄想していたドラム小僧が本当にメンバーに加わることになるという、
現実なのか夢なのか一瞬混乱してしまいました。そのあとは文字通り、神社の境内で飛び跳ねて喜びました(笑)」
音楽大学の面接試験で憧れのカシオペアを語り尽くした
https://encount.press/archives/384094/
著者:
福嶋剛
憧れのバンドとヒーローを追いかけて夢をかなえた今井義頼
結成から45周年を迎えたスーパーバンド「カシオペア」が第4期となる活動を始動させ、バンド名も「CASIOPEA-P4」とバージョンアップ。長きに渡りバンドを支えてきたドラムの神保彰からバトンを受け取ったのは注目の若手ドラマー今井義頼だ。
King & PrinceやT.M.Revolutionといったトップアーティストをサポートしてきたスーパードラマーは野呂一生と鳴瀬喜博の教え子でもある。見た目はクールなイケメンだが、オフの日は小学生の息子と昆虫探しに出かける良きパパの一面も。
今回は野呂と今井による先生と生徒のインタビューをお届けする。(取材・文=福嶋剛)
――いよいよカシオペアの第4期「CASIOPEA-P4」が始動しました。あらためて第4期にいたる経緯を教えてください。
野呂「今までサポートメンバーとして長年ドラムをたたいてくれた神保彰くんが個人の活動に専念したいという申し出があって、それが去年の暮れでした。大切な役割が1人抜けてしまうことで、それから曲が書けなくなっちゃったんです」
――重要な配役が決まらない中ではカシオペアの台本は書けないと?
野呂「そんな感じですね。それでドラマーを探していたら実は一番身近にいたんです」
――それが今井さんですね。
野呂「もともと僕と鳴瀬さんの教え子(東京音楽大学の生徒)で、現在は僕たちと一緒に大学の講師もやっている今井くんがプレーヤーとしてもベストですし、バンドを一番よく分かっていて気心も知れた人物なので。僕から『一緒にやろう』と声をかけさせてもらいました」
――第4期となるカシオペアのバンド名は「CASIOPEA-P4」です。P4の意味というのは?
野呂「ページ(Page)や局面(Phase)、現在の(Present)、プレミアム(Premium)などいろんな意味のPです。第1期の僕、第2期の鳴瀬さん、第3期の大高さん、そして第4期の今井くんというカシオペアの全世代が正式メンバーとして4人集まった『Person』でもあります」
――4期目はどんなサウンドを目指しているのでしょう?
野呂「『新しいけどどこか懐かしい』という志向が強いかな?」
――過去と未来をつなげる架け橋みたいな?
野呂「まさにその通りです」
――今井さんは「CASIOPEA-P4」のメンバーに誘われたときのことは覚えてます?
今井「覚えているもなにも、あまりにも唐突なお話だったのでビックリしました(笑)。もともと僕は中学生の頃から“カシオペア・オタク”といってもいいくらいの大ファンで、僕にとってヒーローだった野呂さん、鳴瀬さんに会いたくて東京音大を受験しました。
今は野呂先生、鳴瀬先生の下で講師を務めさせていただいているので実際に僕の上司ですね」
野呂「授業が終わって今井くんに『今日ちょっと話があるから一緒に駅まで帰らない?』って声をかけたんです」
今井「その前に、鳴瀬さんに『野呂さんに呼ばれちゃったよ』って耳打ちされて、『なんか僕、野呂さんに失礼なことをしちゃったかな?』ってちょっとビクビクしながら帰り道の途中にある神社の境内まで連れていかれまして(笑)」
野呂「そこで『今井くん、カシオペアで一緒にやらない?』って声をかけました」
今井「それを聞いて『え?僕がですか?』って。しばらく信じられないぐらい衝撃でした。だって『もしも自分がカシオペアに入ったら?』なんて妄想していたドラム小僧が本当にメンバーに加わることになるという、
現実なのか夢なのか一瞬混乱してしまいました。そのあとは文字通り、神社の境内で飛び跳ねて喜びました(笑)」
音楽大学の面接試験で憧れのカシオペアを語り尽くした
https://encount.press/archives/384094/
【 イケメン超絶ドラマーが憧れだった伝説の『カシオペア』に新加入。「神社の境内で口説かれた」】の続きを読む